30年前に一度だけ来たことのあるスキー場「雄鹿原高原スキー場」。
昨日の道中、誰もいない手つかずの斜面を横目に「いつから営業するんだろ?」と調べてみると、なんと明日からだと。。。
今朝起きて「今日行かなかったら一生後悔するかも」は大袈裟かも知れないけど、そんな気がして行くことにした。
30年前の記憶は一緒に行った人の事と、今日と同じように大雪だった事。
景気の影響で広島のスキー場もほぼ半減、大規模スキー場も身売りなどして存続して行った中、一番小さい規模と思われる「おがわら」は生き残って今もこうして存在する。
その理由が今日初めて分かったような気がした。
ロッジの中央にあるカウンターではおそらく社長さんと思しき方が、リフト券を売り、食券を売り、注文が入ればコーヒーを淹れる。ロッジ内の動きに常に目を配って仕切る姿はまさに風呂屋の番台のよう。
手作りと思われる玉子サンド150円。
社長直々のドリップコーヒーと合わせて450円。
暖房はもちろんストーブ。
感涙モノの洗濯ばさみ。
こういう写真に弱い . . .
昼のチョイスはカレーうどん(650円)とごはん(250円)。
カレーライス(800円)よりお得!(だと思う)
感動はロッジの中だけに止まらず。
リフトの座椅子は乗車の度に倒してくれる(降車場ではまた上げる、それを一日中同じ2人だけで行っていることも驚異)。吹雪きまくっているのにお尻が冷たいと感じることはなかった。
単に山にリフトをかけただけと思われるコースは意外とバリエーションに富んでいて、しかも至る所にトラップが潜んでいるので油断は禁物で実に面白い。勢いだけでカッ飛んでると大怪我をする(なのでアホみたいに飛ばす輩もおらず品がある)。過去10年でこれほどゲレンデを回しまくった記憶は無い。リフトは中間地点まで、と山頂までの2基だけだが、3,500円のチケットは割安に感じた。
また来ないと!